話題の「ペンギン系」女子を目指してみる
SNSを中心に最近話題となったのが、動物を引き合いに出した「●●系女子(男子)」という言葉です。
元々は「猫系女子」や「犬系(わんこ系)男子」といったようにわかりやすい動物が使用されてきましたが、種類が増えてくるに従ってちょっと珍しいものも登場するようになりました。
そんな中でも今最も注目されているのが「ペンギン系女子」です。
といっても本物のペンギンの生態は一般的に知られているものではないのであくまでもイメージでの話になりますが、言っている内容はかなり具体的で「なるほど」と思う部分があります。
まず一般的に「ペンギン系」と言われる人の特徴としては「冷静で落ち着いている人」ということが挙げられます。
これは私達がみかけるペンギンたちが、あまり素早い動きで慌てる様子がなく常にマイペースな生活をしているように見えるからです。
またペンギンといえば「飛べない鳥」の代表でありながら、独自の生態系として生き残ってきたという不思議さが関係しています。
ペンギン系女子や男子と言われる人に共通しているのが、ペンギンが「飛べない」という欠点を理解しつつもそれを受け入れて自分なりの生活をしているというところです。
そこから話を広げて「自然体である」「控えめである」「周囲の様子を観察する目がある」といったようなことも特徴とされています。
良い意味で「現実的」になるということ
ペンギン系女子や男子が人気になってきている背景には「きちんと現状を理解してそこから対策をとっていく」力があるからです。
私達は普段の生活において、どうしても見たいものをよく見て見たくないものは避けるということをしています。
それは自分を守ることで心の平安を得るというメリットがある一方で、問題を先送りしてしまったり、本来取り組むべきことから逃げるということにもなってしまいます。
ペンギン系では、自分の欠点を冷静に分析するとともにそこから現実的な対策をしていきます。
「現実的な人」というとしばしば夢のないネガティブなイメージで用いられてしまったりしますが、現在においてはしっかり前を見ることができる能力として誇るべきことです。
恋愛においては、自分の欠点をきちんと受け入れて「背が低い(高すぎる)」「顔が地味」「貯蓄額が少ない」などといった現状を把握して、そこからどういった対策をとっていくことができるかを冷静に考える力があると言えます。
最終的に生き残るということで考えれば、力がないにも関わらず独自の生態系を築いたペンギンは最強と言ってもよいのではないでしょうか。
ぜひ客観的に「ペンギン系女子」と言われるような人を目指してもらいたいです。